孤独な理学療法士の日記

理学療法士をしているマトルです。仕事・健康・家族・趣味など普段考えていることや行っていることをお伝えします。

コンビニのお弁当は・・・私の個人的な意見です

こんばんは。

マトルです。

 

皆さんは普段コンビニのお弁当は食べられますか?少し前に色々話題になりましたが、本当にコンビニのお弁当は健康上良くないものなのか?日頃手が届きやすい商品であるだけに非常に気になるところです。今回は少し個人的な意見も入ったお話です。

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目次

 

コンビニのお弁当の一般的見解

コンビニのお弁当の基準

コンビニで売られている物は腐らない、または腐りにくい物だと言われています。噂によるとコンビニのお弁当は真夏の炎天下の下で一日放って置いても腐らないという基準があるそうです。これを聞いた時、私はそんなことが本当にあり得るのかと信じられませんでした。コンビニでは基本的に腐らない物でなければ置けないということらしいです。

 

なぜ腐らないのか?

それはお弁当に防腐剤・添加物・トランス脂肪酸を使用しているからだと言われています。防腐剤や添加物はご存じのことだと思います。トランス脂肪酸も一時期話題になりました。今回はそんなトランス脂肪酸に絡めて話を続けてみます。

 

トランス脂肪酸

トランス脂肪酸とは天然にはあまり存在していないもので工業的に油脂を加工する際に生じる不自然な脂肪酸のことを言います。

 

脂肪酸とは

脂肪は大きく脂肪酸中性脂肪コレステロール・リン脂質の4種類で構成されています。このように脂肪酸とは脂肪を構成する一要素です。人間が生きていく上で必要な栄養素の一つであり、以下の飽和脂肪酸不飽和脂肪酸の2種類に分けられます。

 

飽和脂肪酸

飽和脂肪酸とは主に牛肉・豚肉・鶏肉などの肉類全般、チーズ・バター・牛乳・生クリームなどの乳製品、ココナッツ油・パーム油などに含まれている脂肪酸です。このような動物性脂肪に含まれる飽和脂肪酸は加熱や酸化に強く、常温では固体であることが特徴的です。飽和脂肪酸は体の中で脂肪として蓄積されることはほとんどありません。それはエネルギーとして変換されなかった飽和脂肪酸は体外へと排泄されてしまうからです。

 

不飽和脂肪酸

不飽和脂肪酸とはオリーブオイル・サラダ油・キャノーラ油・コーン油・ごま油などの植物性脂肪、クルミ・栗、サバ・イワシ・サンマなどの青魚類に多く含まれています。植物性脂肪に含まれる不飽和脂肪酸は加熱・酸化に弱く、常温では液体であることが特徴的です。不飽和脂肪酸は、さらに2種類の型に分けられます。

 

シス型

天然の場合、ほとんどの不飽和脂肪酸はこのシス型に含まれます。

 

トランス型

常温で液体の油を固体にするために水素添加することでトランス型になります。

 

トランス脂肪酸とは不飽和脂肪酸の一種ですが、特定の脂肪酸を指すのではなく、グループの総称とされています。現在、なぜこのトランス脂肪酸が問題になっているのか?それは天然にはほとんど存在しておらず、植物性脂肪に水素を添加する過程で人工的に生産される副産物とされているからです。いわゆる通常ならほとんど自然界には存在することのないものだからです。

 

なぜトランス脂肪酸が生まれたのか?

天然のシス型の不飽和脂肪酸は酸化が早く、痛みやすいという欠点があり、さらに常温で液体となります。それを改善するために水素を添加することで原子の並びを変換して酸化しづらく、常温で固体となる油脂へ変える方法が発見されました。その代表的なものがマーガリンやショートニングです。これらは酸化しない油、痛まない油、そして常温で固体となります。しかも食感を改善する(湿気がなく、サクサク感が続く)魔法のような油脂として色々な加工食品に使われるようになりました。まさに食品業界にとっては革命的な素晴らしい発明となりました。

 

トランス脂肪酸は体に悪い物か?

脂質は炭水化物やタンパク質と並んで三大栄養素の一つを構成し、重要な栄養素です。食事において摂取量が少なければ健康に対する危険が高まることもあります。しかし、脂質は炭水化物やタンパク質と比較すると同じ量当たりのエネルギーが高いために、過剰に摂取すると肥満に繋がり、生活習慣病への罹患率が高くなると言われています。そのため飽和脂肪酸やある種の不飽和脂肪酸には食事から摂取する基準が定められています。日常で使用されている植物油にも多少入っていることから摂取する量が問題となります。一日の総エネルギーの1%未満に抑えれば健康に害を及ぼさないというのが世界的な共通認識となっています。現在、アメリカではトランス脂肪酸は禁止とされています。

 

なぜアメリカでは禁止されているのに日本では禁止されていないのか?

日本の食文化は欧米化に近づいてきているのは間違いありませんが、個人の油自体の摂取量は欧米人とはまだまだかなりの差があります。現段階ではトランス脂肪酸に関して日本人にも同じ悪影響があるかどうかは分かっていません。

油脂の加工によってできるトランス脂肪酸と天然にあるトランス脂肪酸では健康に対する影響に違いがあるのか?また多数の種類があるトランス脂肪酸の中でどのトランス脂肪酸が体に悪影響を及ぼすのかは十分に把握できていません。

 

トランス脂肪酸の過剰摂取による悪影響

一般的にトランス脂肪酸は食事からとる必要がないものであると考えられています。それは様々な体に対する悪影響があるからです。

 

 

一般論から言うと

トランス脂肪酸は「狂った油」「食べるプラスティック」とも言われています。プラスティックはもちろん腐ることはありません。食べ物をトランス脂肪酸というものでシリコンコーティングされているようなものです。そういったものを食べると体の中での消化機能に非常に負担がかかります。しかし、便として体外に排出させるためにはある程度消化を行わなければいけません。トランス脂肪酸を消化するためには多大なエネルギーを使うことになります。

そこで酵素の働きが考える上で一つの重要な鍵となります。

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酵素の働きから見ると

食事をすると体の中で消化され、代謝が行われます。消化とは食べ物を体の中で分解することです。そして代謝とは消化されて細かくなったものをエネルギーに変えたり、残った悪い物を排泄することです。体を健康的に維持していくためには代謝の機能が非常に重要となります。

食事をして消化されにくい食べ物が体の中に入ってくると消化のためだけに多大なエネルギーを使うことになります。結果、代謝のために使われるエネルギーの割合がどんどん少なくなってしまいます。 つまり、コンビニのお弁当ばかり食べていると消化機能ばかりに酵素を使用することになります。そのため代謝機能のために酵素が使えなくなります。そのため上手く排泄することができず、病気にかかりやすくなるといったことが起こってきます。

例えば花粉症です。便や尿で排泄することができなかったものをくしゃみという行為で排泄します。その貴重な排泄行為(体の修復行為)を薬を飲んで治そうとすれば、体に徐々に悪い物が溜め込まれてしまいます。結果、健康を害してしまいます。

このように酵素の働きから見ると消化に悪いコンビニのお弁当は体には良くないという結論になります。

 

個人的な意見としては

一般的にコンビニのお弁当は「体に良くない」「命の危険もある」との情報で溢れかえっています。確かにトランス脂肪酸が多く含まれたコンビニのお弁当は決して体に良いものとはいえません。しかし、トランス脂肪酸に限らずどんなもの(栄養素)でも取り過ぎると良くありません。防腐剤や添加物、トランス脂肪酸はコンビニのお弁当にはほぼ100%含まれているのが現状です。しかし、それでもコンビニで売られ続けているということは、高い頻度で食べ続けたしても健康に害を及ぼすことはないという国の安全基準をクリアしているからだと考えることもできます。

 

過剰すぎる?

「毎日コンビニのお弁当を食べていると体の調子がおかしくなった。だからコンビニ食は食べない方が良い」という情報が大勢を占めています。しかし、毎日家で自炊していても唐揚げや豚カツなど毎日食べ続けていれば当然体調を崩す結果となることは想像できると思います。そういう点から考えると絶対にコンビニのお弁当がダメだとはっきり言うことはできません。要は毎日の食事におけるカロリー的なバランス(食事の質と量)が大事なことを理解する方が重要だと思えます。

水でも大量に飲み過ぎると中毒になります。醤油などの調味料を一気に飲んでしまうと命の危険性もあります。薬やビタミン、サプリメントでも同様で過剰に摂取することで体に悪影響を及ぼします。防腐剤・添加物・トランス脂肪酸だけを標的として大量に摂取するのはダメだというのはちょっと過剰すぎる意見のようにも感じられます。

 

終わりに

今回はトランス脂肪酸を中心としてコンビニのお弁当について考えてみました。最初の方はコンビニのお弁当は体に悪いという方向で書いていましたが、結論的には結局良いのか?悪いのか?あやふやな形となってしまいました。申し訳ありません。個人的な意見としては日本という食品に関して安全基準が高く設けられている国が認めているので100%危険なものとは言えないような気がします。コンビニのお弁当は手軽に手に入り、美味しい物もたくさんありますが、非常にカロリーが高い物が多いです。どんな物でも同じですが、もし食べるのであれば頻度や量を考えてほどほどにするのが一番かと思います。ご参考になれば幸いです。

 

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ご覧いただきありがとうございました。