孤独な理学療法士の日記

理学療法士をしているマトルです。仕事・健康・家族・趣味など普段考えていることや行っていることをお伝えします。

【理学療法士として成長するために】嫌われてもいい、好かれようとするな!

今回は理学療法士としての私の仕事に対する姿勢を書かせていただきます。

Work

私はブログ名にも書いてあるように理学療法士として病院で働いています。主な仕事は来院される患者さんのリハビリテーションを行うことです。

目次

患者さんの悩みを救うために

接する患者さんは外傷後に体の一部分が動かなくなったり、慢性的に痛みに苦しんでいたり、深刻な悩みを抱えられている方がほとんどです。それらを解決するためにはもちろん治療技術と知識が大切です。しかし、それだけでは患者さんの心からの納得は得られず、繰り返し来院することはありません。

私は病院勤務で給料も固定給なので仕事が忙しくても、暇であっても構いません。

しかし、患者さんを救うためには、繰り返し来院してもらわなければなりません。

そのためには、患者さんにこの人になら自分の体を任せられるというように思われなければなりません。そういう人になるために私は日頃からこういうことを意識しながら仕事に臨んでいます。

気をつけていること

ほとんどの患者さんは私よりはるかに年上の方ばかりです。たまに同年代や年下の方もいらっしゃいますが、私は年齢に関係なく(例え小学生や中学生でも)、絶対に敬語を使います。中にはフレンドリーに接することで患者さんとの距離感を近づけていくというような理学療法士の方もいますが、私の場合は基本的患者さんを尊重しているという意味合いで敬語を使って接しています。誤解を招かないように言いますが、フレンドリーに接することが患者さんを尊重していないとは思っていません。ただ私はそういうスタイルで仕事に臨んでいるというだけです。そういう訳で問診や通常の会話なども全部敬語で行っていきます。次に気を付けていることは、できる限り患者さんに痛みを感じないように治療していくことです。完全に痛みをゼロで行うことは難しいですが、できるだけそれを意識しながら治療に臨んでいます。

問診を行う上で

ここからはタイトルにも書いてあるように、治療を行う上で特に意識していることは「嫌われてもいい、好かれようとするな!」ということです。もちろんこれは患者さんを対象としています。前述した患者さんを尊重するという意味合いでは一見矛盾しているように思われますが、これはあくまで患者さんのために心がけていることです。例えば問診などで既往歴(現在と過去の病歴、手術歴など)を治療を行う上でどうしても聞かなければいけないことがあります。その時に私の心の中では患者さんにこんなことを聞いたら失礼にならないか?気分を害するのではないか?などと思うことが多々あります。しかし、そういう思いを優先させて、聞かなければならないことを、聞かないで治療を先に進めることは患者さんのためにはなりません。

患者さんとの関係性

治療は長期に渡って行っていくことも少なくはありません。ですから、患者さんと良好な関係を築く必要があります。そこで、患者さんに好かれようとして会話の内容を選んでしまうえば治療の内容、または患者さんの体の予後にも大きく影響していくことがあります。もちろん悪い影響です。そこで一時的に嫌われてもいう気持ちで一歩踏み込んで話を進めていこうという気持ちを持つ事で、それを実践していくことで治療結果を良い方向に進めていくことができます。結果、患者さんの体の回復が早くなり、患者さんもそれを実感していくことで私に対する信頼関係も段々とよい方向へ築いていくことができます。

信頼関係を築く

しかし、病院に繰り返し来院してくれ、治療を行い、ある程度変化を出せたとしてもほとんどの場合症状の戻りというものがあります。それを極力減らすためには患者さんの協力が必要不可欠です。いくら来院して治療を行っても、それ以外の時間をいかにどう過ごすかがとても大事になものとなります。そのためには偉そうに聞こえるかもしれませんが患者さんに対する教育が必要となります。その時に私と患者さんの信頼関係がしっかり築けていれば、患者さんに自宅でこういうセルフエクササイズ(自宅で行う体操)をしてくださいと指導するとしてくれるようになります。しかし、信頼関係が築けていなければほとんど患者さんはしてくれません。そのことを患者さんに理解してもらい、実行してもらうことが治療を続けていく上で非常に重要となってきます。患者さんがいかに治療時間以外に、いかに自分自身の体を意識して過ごせるようになるかが将来の治療の結果に大きく関わってきます。

悩みを解決したその先

そのためには患者さんに対する説明は時間をかけて丁寧に説明する必要があります。

例えば、腰痛で苦しんでいる患者さんに対しては治療をして痛みを和らげることだけを考えてはいけません。重要なことは痛みを治して、その後に患者さんが何をしたいかということを聞き出さなくてはなりません。痛みをなくすことがゴールではありません。

治療をすることで良くなり、それから自分は何をしたいのかということ(患者さんの目的)を理解してもらうことで患者さんの治療に対するモチベーションを上げていきます。

 痛みを治して、患者さんの望みを叶えることまでが私たちの仕事であると私は思っています。

嫌われてもいい

今までの経験上、ただただ治療を行い、良くすることだけを考えているだけではすぐに症状が再発する可能性が高くなります。再発の可能性を可能な限り減らしていくためには治療だけをするのではなく、じっくりと患者さんと話し合う必要があります。

そのためには来院頻度が大切になります。ゴールを達成するためには、これくらいの頻度で来院していただけないとはっきり言わないといけません。患者さんのなかにはそんなに来院しなければいけないのかと不満を持つ方もいらっしゃるかもしれません(経済的にも時間的にも)。また、来院頻度を増やすと患者さんの負担になるため、患者さんに気を使ってなかなか当分は毎日来院してくださいと言いづらいかもしれません。しかし、その気遣いが逆に患者さんのためにならないことがあるのです。だから私はそういうとき、患者さんの不満や不安を考えるよりも、患者さんの体を治すためにはどうしたらいいのかということだけを考えて話すように心がけています。それが患者さんの不満や不安を解消する近道になることを信じています。それで一時的にも患者さんに不満を持たれることもあると思います。しかし、最終的には患者さんに感謝されることになります。

終わりに

患者さんの希望が叶った後も治療を卒業してもいいですよと言っても、患者さんは私の治療を受けるため、もしくは体のメンテナンスを目的として通院されている方も多くいます。なかにはほとんど治療として体を触ることなく、会話をすることだけで終わることもあります。これは理学療法士としてだけではなく、他の職業なも繋がる点が多いと思います。相手のことを本気で思うならば、こちらも本音で話さなくてはならないこともあると思います。もちろん本音で話してもわかってくれない方も多くいます。それは悲しいことですが仕方ありません。100人中 100人が私のこの考え方を理解してくれることはありません。しかし、理解してくれた人に対してはその期待に応えるためにも全力で治療をしていきます。これが私の治療方針というか、日頃仕事を行う上で考えて実践していることです。ご参考になれば幸いです。

 

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ご覧いただきありがとうございました。